いつもありがとうございます。

子どもを守る目コミュ@文京区     代表 工藤玲子

 

 子どもを守る目コミュ@文京区は、「マチイク子ども食堂」(さきちゃんち)、「みちこはうすのおにぎり会」(みちこはうす)の2つの子ども食堂を、それぞれ月1回ずつ開催しています。

 

 ほかに、「料理人たちが作る! 子ども食堂ランチ会」を、JFF、文京区子ども家庭支援センターとの共催にて、年4~5回、開催しております。いつもたくさんの方にお越しいただき、ありがとうございます。

  

 「子ども食堂」は、子どもだけでも食べにこられる食堂です。世間では、「子ども食堂=貧困対策」と言われることもありますが、よーく考えると、月1回や2回運営するだけで、そんな対策ができるとは決して思えません。

 ですが、私たちは、子ども食堂を食を通して子どもたちと地域の大人たちが繋がれる機会であると考え、運営を続けています。そして、このイベントに関していえば、子どもたちと料理人、また食材をご提供してくださる人たちまで、みんなつながれるといいなと思っています。

 ちまみに、子どもは無料、大人は300円の参加費をいただいておりますが、その運営と継続には、60食以上の料理を用意するための食材費や会場費、保険代など、様々な経費がかかります。

 最初は、手弁当でやってきたイベントですが、区が会場を貸してくださったり、いろいろな食材のご提供があったり、お手伝いをしてくださる学生さん、スタッフのみなさまがいて、ようやく成り立っております。また、活動にご賛同いただき、ご寄付をくださる方も増えてきており、本当に感謝でいっぱいです。

 

 こういう活動を通して「食の力」って大きいな、といつも実感しています。おいしいものを一緒に食べるだけで、今まで知らなかったご近所の方と自然に仲良くなれてる自分がいます。初めて出会った子ども同士も、遊んだり、時にはけんかまでしたりしてるけれど、別の機会に町でばったり出会ったときにも、「こんにちは!」と声をかけてしまうだろうなと思える自分がいます。

 12月10日には、第10回目を迎えます。また、これからもどうぞよろしくお願いします。